ひぐらし風の手紙

「私、山崎聡は命を狙われています
 なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
 ただひとつ判る事は、堕辰子の祟りと関係が
あるということです。写真を何枚か同封しています。
 八尾切子は不死身であり、この事件の犯人です。。他にも大人が
4〜5人以上。神代家の娘を生け贄にしています。
『村では、孤立無援で戦っている人も居ますが、赤い水に触った為、あそこから抜け出せません。』
 どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
 これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるで
しょう。 …死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
 これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。
それだけが私の望みです」
山口聡  後日/神代町近辺/公衆電話ボックス/8/4/3:05:27   
取得アーカイブ    1個    山口聡の写真同封の手紙
山口聡       死亡

SIREN ZERO 出田村黙示録 1話 3/3

石田純一 2021/9/17/出田村/堀田/前日/-01:12:57
駐在所にて石田はウージーのマガジンをロッカーから持って来た。
「これを‥‥‥‥‥こうと」
弾を装填した。危険なにおいがしたからだ。
ウージーについているライトを着ける。
ついでにL字型ライトも着けた。
「‥‥‥‥‥‥‥‥?」
何かが横切っていった。
第一話             完
続く

SIREN アーカイブ集 1

アーカイブをちょくちょく出していきます。
NO.1出田村歴史本
出田村の歴史について書かれた本。入手先 出田村小学校図書館保存→紛失
出田村に現れた神の子供を食べる絵や、堕辰子(だたつし)と呼ばれる物の壁画等、数多くの歴史的な物を紹介している。
最後のページには、殴り書きで
「赤い海が再び、子羊は彷徨いだす。」
と書かれている。

SIREN 0

期を休める為に書きました。自重
竹内祐介  27年前  -33:33:33
お父さん・・・お母さん・・・どこ?
少年はつぶやいた。そして、歩いていった。ぐずれている足場を。何処までも・・・何処までも・・・




須田直人  真名川 前日 -1:40:02

須田は自転車を止める。そして懐中電灯を出した。
「何だよこれ。」
十字架だ。それを無視し、奥へ進んでいった。

犀賀圭一 刈芝 前日 -0:40:50

話し声が聞こえる。なんだろう。犀賀はM4を装填する。そして、装填済みのコルトパイソンを持ち、L字型ライトを着けた。暗すぎる。犀賀は注意深く進んでいった。

宮田四郎 宮田医院 -0:05:05

宮田はつぶやいた。
「美奈・・・」
引き出しから、S&WM460を取ると、机を整理している恩田美奈に向けた。そして・・・

全ては終わりを迎える。これはほんの序章である。

SIREN 1に続く

SIRENZERO 出田村黙示録 1話2/3

 
 四方田四郎 2021/東京/上野大学/9/15 -3:50:10

あれから16年後、俺は大学生となっていた。思えば、あの後、自衛隊に助けられ、東京にいる叔母の家で暮らしていた。
ある日、出田村に俺は行ってみる事にした。

  西刈 2021/9/17 -2:50:21

昔と変わらないみたいに、崩れ去っていた。
「............................................」
しかし何かが違う。俺はそう思い、村へ向かった。
続く